【取付図】
【スライド引戸の特徴】
スライド引戸は親板と仏間丁番が一体化されており、上下に取り付けられたローラーで仏間の観音開きフスマ扉を収納したり開閉したり出来る軸廻し金物です。
床板とヨコ鴨居の間を上下にスライドさせて突っ張るだけで簡単に施工出来ます。
【取付施工方法】
1.本体の片側4ヶ所の仮止め用ネジをゆるめて下さい。
2.本体を平らな場所に寝かし、高さより少し短めに伸ばします。
3.止めネジは下部側を少し強めに仮止めにセットします。 (注)止めネジを締め付けますと、中のパイプが凹み微調整が出来にくくなります。
4.上部も落下しない程度にネジを止めます。
5.本体を両手で持ち、真っ直ぐで平面になっているかを確認します。
6.もし本体に反りや傾きがあった場合は、片方を固定し強制を加えて修正して下さい。 少しの力で自由になります。
7.外側の角パイプと内側の角パイプとのかんごうに隙間があり、止めネジの場所などにより反りや傾きの原因となっております。
8.仏間の溝に本体を入れてから、上部の調整をし止めネジを締めます。
9.本体と襖の取付完了後、全体の動きがスムーズかご確認下さい。
10.本体の両方の金具を襖に取り付けた後に、正面より召しあわせが左右均等であることを確認し、 止めビスで固定し完了となります。
【施工業者の皆さんへお願い】
お施主様に安心してお使いいただくだめに、以下のことを必ずお守り下さい。
1.扉が飛び出さないように必ず強固な戸当りを取り付けて下さい。
2.スライド引戸は水平に取り付けて下さい。
3.扉の許容荷重(20kg)を厳守して下さい。
4.本製品は襖等の軽扉用に開発されたものなので、用途以外のご使用はしないで下さい。
5.お施主様にお引き渡し時、以下のことをお守り下さいますようお伝え下さい。
・扉の開閉は静かにお願いします。
・扉にぶら下がったりしないでください。
・指つめに注意してください。